菜園歳時記 & TIPS

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菜園歳時記 & TIPS

 

このページでは、主に、貸農園ご契約者様、および、契約ご検討中の皆様に向けて、四季折々の畑のお話、貸農園でお役に立てそうな情報などを、農園主に聞き取りを行った内容を基に「はたけの企画室」メンバーが編集したものを主にお届けしております。

※ 日付に続いてカッコ書きで記してあるのは「二十四節気」(一年を24の季節に区切ったもの)と「七十二候」(一年を更に72の季節に区切ったもの)です。中国伝来の古い暦で、日本でも昔から農業で重宝されてきたものです。「春分」や「夏至」は二十四節気が由来となっています。

 

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第16刊:3月4日(雨水:草木萌動 - そうもくめばえいずる)

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まだまだ八王子は朝方は寒い日が多いですが、昼間は先週後半は漸く暖かい日も。暦の上では、遂に立春を過ぎたものの、また、寒さが戻り、雪まで降ってしまいましたが、三寒四温の状況になってきたということも、春が近付いてきた証ということなのでしょうか?

そうした春の足音を聞きながら、先日、大久保ファームの畑でも大根の種蒔きを行いました。今のタイミングで播けば、5月の末か6月に収穫ができる品種です。その際に、ご自分の畑にも大根を植えてみようかという貸農園のご契約者様のお役に立てばと思い、大根の種蒔きの仕方を写した動画を撮ってみました。動画中では、特に説明はしていませんが、種蒔き前には、畝に防草と防寒目的で黒色のマルチシートを敷き、種蒔き後は、ハクビシンやらの動物が畑を踏み荒らしたり、芽が出て来ると、今度はカラスなどの鳥が芽を引っこ抜いたりして悪戯をすることがあるので、ネットやビニールシートでトンネルを作って囲って上げることも肝要となります。また、まっすぐな大根を作るためには、事前に、できる大根の長さより深いところまで、良く畑を耕して、地中に硬い土の塊が残らないようにしておくこともお忘れなく。そうしないと、大根が地中の硬いところに当たった際に、そこを避けようとして、冒頭の写真にあるような根が分岐した大根ができ易くなってしまいます。まぁ、形によっては「それはそれで趣があるのでいいっかぁ」という方もいらっしゃりして . . . (笑)

このコーナー二回目の大久保 隆(私) on スクリーンです。それでは動画をどうぞ!(文:編集部)

 

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第15刊:2月20日(雨水:土脉潤起 - つちのしょううるおいおこる)

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二十四節気の「雨水」とは、降る雪が雨に代わり、山の雪も解け、田畑を潤し始める季節とのことですが、まだまだ寒い日が続きますね。

さて、このコーナーの前々回の記事で、貸農園の増設区画に牛糞を撒いたお話を致しましたが、先日、自分の畑の一部にも牛糞を撒き、更に、消石灰も振りまいておきました。一般に、消石灰は、酸性に傾いた土壌をアルカリ性の方に引き戻したり、それまでの作物が消費したカルシウムの補充を行うものです。

ただ、私が言うのもナンですが、大久保ファームの畑は、その立地のお陰もあってか、土壌に恵まれていて、酸性やアルカリ性に大きく傾くことは稀。いろいろな作物が元気に育ってくれる畑になっています。私も消石灰を撒くのは何年かぶりのことです。

それでも、作物によって好ましいpH度は異なりますし、「自分の区画はどうなんだろう?」と思われる貸農園のご契約者様もおいでになるのかも。もし、あまりにご心配のようでしたら、私が畑にいる際にお声掛け下さい。大体の農家は、土壌のpH度を測る「pHテスター」なる機器を持っていて、私も使います。時間が取れる時であれば、あなたの畑のpH度、一度、確認してみましょうか?

 

ところで、このホームページでの事前告知のようなことはしませんでしたが、大久保ファーム、また、テレビ、出ちゃいました。ご覧になった方、いらっしゃいますでしょうか?

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フジテレビの「サスティな!こんなところにもSDGs」(毎週土曜朝9:55~10:25)の「進化系銭湯&サウナSP」と題された2月8日の回がそれで、扱われた三つのトピックスの内の一つが、八王子市内の小門町の銭湯、松の湯さん。地元野菜の直売所を併設する進化系銭湯ということで松の湯さんが取り上げられた訳なのですが、その直売所こそ、我が大久保ファームの直売所二号店という次第。今からでも、FODであれば、ご覧頂けるようです。私が直売所に野菜を搬入する際の横顔もご覧頂けます。

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それでは。(文:編集部)  

 

 

 

第14刊:2月8日(立春:黄鴬睍睆 - うぐいすなく)

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二十四節気の暦では「立春」となりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。畑にいると、 気温が低くても陽が照っていて風が無ければ、昼間は背中がポカポカした感じになるんですけど、最近は、晴れても風が強い日が多く、さすがに手足がかじかむ時も。今年は雪が降らないのはありがたいのですが、農家にとっては風も大敵で、先日、敷いたばかりの貸農園の新区画の防草シートがめくれ上がってクチャクチャになっちゃいました。とりあえずの仮留めつもりで「その内、ちゃんとした杭を打たなきゃ」と思ってたんですけど、不覚にも後手を踏んでしまいました。(本来の使い方とは異なりますが、そんな風の強い寒い日は、貸農園のご契約者様の休憩場所として、最近、設置したコンテナハウスが大好評です 😊 )

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ところで、先日、大久保ファームの公式LINE※で貸農園の新規ご契約者様募集の案内を流した際に「2月からは種や苗が植えられます」と書いたところ、さっそく貸農園の現在のご契約者様から「具体的には?」とのお問い合わせを頂きましたので、この場でもご回答致します。

代表的なところでは「葉大根」、「ラディッシュ(二十日大根)」、「ベビーリーフ」といったところでしょうか?他にもあることはありますが、これらのお野菜のいいところは、いずれも4月に収穫できちゃうこと。つまり、これらの収穫が終わってから、その区画に、トマトやナスやキュウリといった夏野菜を植えるといった「算段」が可能で、限られた広さの貸農園スペースの有効活用といった点でメリットがあります。

夏野菜定植の時期以前の収穫に拘らないのであれば「ほうれん草」や「蕪」なんかも、もうこの時期から行けます。「算段」は十人十色。ご自身のお好みでいろいろなものにチャレンジできるのも「貸農園」の魅力。是非、ご自身やご家族とで、あれやこれや「算段」をしてみて下さい。

いずれも「春撒き」の種を選び、ネットやシートでトンネルを作って遅霜に備えた防寒に努めることはお忘れなく。

暖かくなるまでもう少し。風邪などお召しになりませんように、皆さんもご自愛下さい。それでは。(文:編集部)

 

※ 大久保ファームの公式LINEへのリンクQRコードです。

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第13刊:1月31日(大寒:鶏始乳 - にわとりはじめてとやにつく)

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今回の「TIPS」のテーマは「堆肥」。

先日、貸農園区画の拡張をし、その際、畑に牛糞堆肥を蒔きました。牛糞堆肥とは、牛糞に籾殻やおが屑などの植物性副資材を加えて発酵させた有機質肥料なんですが、今回は、牛糞にウッドチップを混ぜ発酵させたものを近隣の牧場から入手し、軽トラ一杯分を約150㎡に撒き、ハンマーナイフで細かく砕き、トラクターでうなった(=耕運した)次第。冒頭の写真はその際に撮ったものです。(「牛糞って臭いんでしょう?」と思われる方もいらっしゃるようですが、牛糞は、ちゃんと発酵させたものは全く臭くないんですよ。)

堆肥は撒いた後、一カ月程度ですかね、畑にはなにも植えず、馴染ませる時間が必須となります。ですので、貸農園の皆さんも、冬野菜の収穫が終わった区画から順に、堆肥を撒いて、夏野菜などを作付けし始める春に備えるといった「算段」がお勧めです。「堆肥」とは、土作りのための肥料。ですので、追肥のように「土の表面にただ撒いておく」のではなく「撒いて耕す」ことも大切になります。こうした積み重ねでフカフカのいい土を作っていく訳です(ウチの貸農園では、お貸出し前にそうした作業を済ませてありますが、お貸出し中はご自身でお願いします)。

一般に「実」を食する夏野菜はいいですよぉ。胡瓜しかり、トマトしかり、茄子もピーマンもしかり。一度採ったらお終いではなく、何度も何度も収穫できるのが楽しい。茄子なんかは、初夏から秋の終わり近くまでドンドン生(な)ってくれます。盛夏のオクラの生育なんかは物凄くて、ある程度の面積で作付けされた畑で端から摘み取りを始め、向こう端まで行って「さて、今日の収穫完了!」と思って戻ってくると「えぇっ?君、さっきはまだ小さくなかったぁ?」なんて勘違いしそうになるくらいです。そうした夏野菜の作付けの準備の強い味方、「堆肥」のお話でした。

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あっ、そうそう。貸農園の場合、オクラは要注意です。前回「連作」のお話をしましたが、オクラは連作厳禁です。そもそも翌年は生えてくれません。オクラは「根瘤(ねこぶ)病」という病気を誘発してしまう性質があり、他の作物を植えるのもダメなんです。つまり、一旦オクラを植えてしまうと、なんと五年(!)その区画は休ませなければならなくなるという大ーきなデメリットがあるお野菜、それがオクラなんです。「どんどん収穫できるんだったら、オクラ、もっともっとお安くてもいいのにぃ」と思ったそこのあなた。オクラは作付効率が良くない。農家もいろいろ大変なんです。美味しいオクラを作りますので、ご理解お願いします。それでは。(文:編集部)

 

 

 

第12刊:1月22日(大寒:款冬華 - ふきのはなさく)

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前回、この場で告知させて頂き、私と大久保ファームが出ておりました14日㈫ テレビ東京の「昼めし旅~あなたのご飯見せてください~」、ご覧頂けましたでしょうか?具材を入れ忘れ掛けてしまったこと以外、お料理は上手く行って、凄く様になっていたのかなと自画自賛しておりますが、如何でしたでしょうか?

ウチの貸農園のご契約者様には お料理を生業となされている方や趣味が高じて . . . といった方々が多くて、実は、今回メニュー決めやレシピでも何名かのご契約者様にご協力頂いております。番組でメインメニューとして取り上げて頂きました「里芋と長ネギのグラタン」もその一つというのが実際のところです。ありがとうございました。

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ご契約者様で言いますと、アーティストさんも多くいらっしゃって、「援農≒農家を助ける」という観点からだと思いますが、直売所に貼るPOPのイラストを描いたりデザインをして下さったり、また、イベント出店時の看板を描いて下さった方もおられます。ホント、ありがたいことです。

また、そうしたご支援は、多くの場合、一つの『作品』でも、レシピを考える人、文案を練る方、絵を描く方といった具合に、貸農園ご契約者様や援農ボランティアの方々同士で相談しながら分担をしたり、連携を図りながら作って下さっています。

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そうした『つながり』が、我が "こびきの丘貸農園" と "大久保ファームの援農ボランティア" の楽しみの一つ。

「援農」につきましては、お野菜の袋詰めや値札貼りなどもあり、いわゆる『力仕事』や『土いじり仕事』以外のお仕事もあります。「体力にはあんまり自信が . . . 」という方々でも、ボランティア様方同士でおしゃべりなどをしながらお楽しみ頂けるようにしておりますので、これから段々と暖かくなってきますし、これをお読みのあなたも、是非、気持ちのいい畑でお仲間に加わりませんか?

今回のTV番組「昼めし旅 ~あなたのご飯見せてください~」のテーマは「お食事」というか「お料理」だったため、大久保ファームの貸農園のアピールはあまりできなかったのですが、次はその辺を頑張ろうと思っています。(文:編集部、編集後記:農園主、またどこかのテレビに出る気満々!なんですね)

 

 

 

第11刊:1月11日(小寒:水泉動 - しみずあたたかをふくむ)

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今回取り上げるテーマは「休耕と連作回避」。ご存知の方々もいらっしゃるかと思いますが、一般に「畑を使い続けると、段々、出来が悪くなって行ったり、収量が減ったりする」と言われています。ですので、時折、畑を休ませるのは、収穫量を確保する大事な術の一つ。人間と同じく、畑も時にはお休みしないと、という訳です。

ただ、この「休耕」は、私たち農家のように、ある程度、畑の広さがある場合には取れる手段ですが、限られた面積の貸農園の場合、一部分の区画だけでも、何も植えずに置くのは勿体無い。そこで、代替策は、連作を避けることです。同じ作物は翌シーズン植えない。また、同じ作物じゃなくても、ネギとにんにくのような同じ類いの作物も避けて、別の作物を植える。それでも「今年採れた〇△◇、美味しくできたなぁ。来年もやりたいなぁ」ってこと、多分、ありますよね。そんな場合は、翌年、その作物を諦めるのではなく、6.25㎡の貸農園区画内でも、植える場所をちょっとずらす。ちょっとずらすだけでもそれなりの効果は見込めます。こうしたことに考えを巡らすことも、少し前にお伝えした「算段」の一つ。そして(例えば、お子さんやパートナーさんと一緒に)そうしたプランを練るのも貸農園生活の楽しみかと。

 ところで、当ホームページの「お知らせ」欄にも記しましたが、私、大久保 隆、遂にTVデビューです。過日、テレビ東京の「昼めし旅~あなたのご飯見せてください〜」という番組のロケ隊がウチの畑に来て取材を受けておりまして、それが1月14日㈫に放映される運びとなりました。昼時の12:00~13:40までの番組なのですが、このどこかで私が出て来る筈です。元尼神インターのナ酒渚さんに、畑直売所や貸し農園の紹介をして、家で自分が作ったごはんを食べます。良かったら見て下さい。私が人生を語ってます。

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それでは。(文:編集部)

 

 

 

第10刊:1月5日(小寒:芹乃栄 - せりすなわちさかう)

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明けましておめでとうございます。

本年も「大久保ファーム」、および「菜園歳時記&TIPS」をよろしくお願いします。

さて、元旦は、貸農園ご契約者様やこれまで援農ボランティアで来て下さった皆さんにお声掛けをして、眺望抜群のわたしたちの畑で「初日の出を一緒に拝みましょうイベント」を開催しました。総勢二十名弱、朝暗い内からお集まり頂き、甘酒やお餅、持ち寄りで振舞って頂いたモツ煮や焼き芋や干し鱈や干しイカにピザまで、いろいろと美味しいものを頂きながら皆さんと一緒に初日の出と初詣、楽しかったですよ~。来年は、是非ご一緒に如何ですか?(文:編集部)

 

 

 

第9刊:12月27日(冬至:麋角解 - おおしかのつのおつる)

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季節は二十四節気では「冬至」。21日は柚子湯に入ってカボチャと小豆のいとこ煮、召し上がりましたか?七十二候の方の「麋角解」というのは「雄のシカの角が落ちる頃」なんだそうですが、七十二候って風情がありますよね。そういえば、「気候」という言葉は、二十四節気の“気”と七十二候の“候”が由来とのこと。「へぇー」×3。

 

今年も残り僅かになってきました。「師走」というくらいですので、世の先生方は忙しいんでしょうが、農家の師走は、やはり、温かい時期に比べれば、ちょっぴり ゆったり。畑も自分も来年に向けての充電期ですかね。

 

さて、今回はそんな冬の畑仕事について。

皆さんは貸農園の収穫が終わった区画、どぉなされてますか?意外と大事なのは「耕運」。スコップなどで土を掘り返したり反転する耕起を行い、砕土をすること。こうすることで、土壌を柔らかくして、再び酸素を含ませてあげるだけでなく、雑草除去や有機物の分解促進、病害の抑制などが図れます。耕運するかしないかで次に植える作物の出来栄えに差が出ます。(耕運は幸運を呼ぶ なぁんちゃって)

あと、ネット掛けやビニールシート掛けも大事な冬の畑仕事。ミニビニールハウスみたいなもので、防虫だけでなく、防寒にも効果絶大です。

耕運に必要なスコップや鍬、それに、ネットやビニールシートや支柱も貸出無料ですので、是非、精を出してみて下さい。

 

最後に前回の記事で出した「畑クイズ」の正解を。

正解はAの下向き。

Cの方が安定するのでCのようにされる方を見かけます。確かにBよりはマシですが、刃はAのように絶対に下向きにすること。これが鉄則。夏場になって雑草の背丈が高くなると草に隠れて鍬が見え辛い時もあって危険です。貸農園で近くの区画で作業なされているかも知れない隣人さんの為にも、ご注意願います。

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1月1日の元旦は、眺望バツグンのウチの畑で、貸農園のご契約者様や援農ボランティアの皆さんとで初日の出を拝み、裏の林の奥の「おくまん様(熊野神社の流れを汲む神社)」で初詣のお参りをするイベントを企画してます。甘酒を作ってお待ちしてますので、ご都合のつく方、ご一緒しませんか?

 

次回の歳時記は、恐らく年明けになります。それでは皆さんよいお年を!(文:編集部)

 

 

 

第8刊:12月19日(大雪:鱖魚群 - さけのうおむらがる)

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 さて、今日はホームセンターの「苗」について。

「種」は、大抵、袋の裏面に地域毎の種の撒き時、ネットの掛け時、収穫時期等が記してあってまだ分かり易い。ところが「苗」はポットに植わっていて、基本、説明書きは無し。植え時から遅れると安売りになって、そうしたものは当然長く温湿度管理された屋内や施設に置かれたものなので、葉振りも良くって、「安くて立派でまぁお買い得!」とばかりに飛びついて買っちゃう。

ただ、ちょっと待って!そんなに成長した苗を今植えちゃうと、春を待たずに薹が立って(≒花が咲いてしまって)寒さに負けて冬を越せないですよと。えっ、おまけにその立派な苗、南側の今空いている区画に植えられるんですか?そのすぐ北隣には背の低い作物を植えてらっしゃいませんでしたっけ?そうなると北隣が日陰になっちゃって最終的に共倒れのリスクがありますよと。

まずは、ホームセンターの苗を購入する場合は、売り場の担当者のかたに、自分の畑や菜園、プランターの場所や土の様子、広さなどを伝えて、購入しようとしている苗を植えてもよいか、育て方などをきちんと聞いてからにしてくださいね。さらに、ご自分で良く調べて、どう育てて収穫まで持って行くかいろいろと算段をして、適した時期にご自分の畑に合ったものを買って植えて育てましょう!こんなとき、大久保ファームでは、初めて育てる野菜も、苗を買ったり植えたり、種を蒔いたりする時期など、農園主や貸農園の仲間に聞きながら適切な栽培ができます。

畑仕事の合間に「大久保ベース」(要はただの納屋ですが )で珈琲とお茶菓子(これも基本、無料!)で一息つきながら、机の向こう側に座ってる先輩貸農園erのおじさんに話し掛けてみて下さい。きっと、お代わりの珈琲を注いで差し上げなくっても、この畑でのその時期の経験などを喜んで教えて下さると思います(話が長くなり過ぎそうならば、私に目配せを。何らかの対処をさせて頂きます )。

そうしたコミュニケーションも楽しい貸農園、それが「大久保ファーム」です!

「苗」の話からこんな話になりましたが、今日は最後に「畑クイズ」を一つ。作業途中の鍬の置き方で正しいのはどれでしょうか?(なぞなぞの類ではありません!)

正解は次回の「菜園歳時記&TIPS」にて。お楽しみに。(文:編集部)

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第7刊:12月15日(大雪:熊蟄穴 - くまあなにこもる)

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前回動画でお見せしたウチで育てたグリーンピースの苗と近隣のホームセンターで買ってみた苗を比べてみました。如何にウチの苗の根張りがいいか一目瞭然でしょ。へへぇー。

そんな苗の植え付けをしにウチの貸農園に子供たちが来てくれました。春になって美味しい豆ご飯(?)が食べられるといいね!

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さて、早朝は氷点下となる日が増えてきました。八王子は東京都なのですが、TVの天気予報で出てくる「東京」の12月の月平均平年最低気温(気象庁発表)が+3.8℃なのに対し、八王子は+0.8℃と、2.4℃も寒い(1月は、東京 +1.2℃ vs 八王子 -1.8℃で3.0℃差!)。貸農園の皆さんも、さすがに年内の新規作付けはおしまいという方が多いのでは?

じゃあ春までどうするかですが、冬場は「草むしり」と「追肥」。今の時期、雑草も夏場ほどには元気がないので、簡単に抜けます。今抜いておくと春になってからが楽。追肥は、作物によって使う肥料の種類が異なるし、タイミングもまちまちで、ちょっと難しいかも。「本やネットで自分の作物に合うもの、方法を探している時って結構楽しいんです」と家庭菜園の楽しみを語られるご契約者様もいらっしゃいます。ウチでは肥料は、鶏糞や8-8-8を始めとする化成肥料など年間で10種類程使用しています。手元にあるものであれば、 ご契約者様には無償でご提供させて頂いております。何か分からないことがあれば、畑でお会いした際にお気軽にお声掛け下さい。 (文:編集部)

 

 

 

第6刊:12月06日(小雪:山茶始開 - つばきはじめてひらく)

 

「暖秋」っていうんですかね。そんな今年も先週ようやく霜が降りました。昼間は陽が照っていると 畑にいて暑く感じられるくらいの日もあり、寒暖差が凄い!寒暖差自体は、野菜たちにはいいんですが . . . 。皆さん ご自愛下さい。

さて、これから何か作付けしようという方、先日ここでお伝えしたスナップエンドウ、空豆やグリーンピース、さすがにもう種からは無理ですが、苗ならまだ行けます。

そこで、貸農園ご契約者様向けに、現在、当ファームで販売中のグリーンピースの苗の植え付けに関するミニ講座を動画で作ってみました。これをご覧頂ければ、私が畑にいない時でも何かとお役に立つ情報をご提供できると考え、初めての動画にチャレンジしてみました。First-takeで一発OK。さすがオレ!是非、ご覧下さい。動画中では触れていませんが、グリーンピースの元肥としてはオールランドな化成肥料「8-8-8」が最適です。ご契約者様には無料でお分けしていますので、畑でお声掛け下さい。

それでは動画をどうぞ!(文:編集部)

 

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第5刊:11月23日(小雪:虹蔵不見 - にじかくれてみえず)

 

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ようやく朝晩は寒くなってきて、貸農園の皆さんの畑の白菜も、球がいい感じに巻き始めましたね。

今日、里芋を収穫しました。本当は、好天が続き、畑が乾燥している時に掘り出したいのですが、里芋の収穫は霜降前というのが鉄則なので、今日、やってしまいました。月初の試し掘りの際には「例年並み」とお伝えしましたが、いやいや何の大久保ファーム始まって以来のいい出来。いい型の芋が豊作です。乾燥させてからですが、週明けには直売所にも並べますので、是非、一袋如何でしょうか?

さて、貸農園のお客様用に、これまでの農機具や防虫・風除けネットに加え、新たに殺虫剤と殺菌剤を調合したものを用意しました。散布機のタンクに入れて畑の小屋に置いておきますので、ご自由にお使い下さい。いろいろな種類の作物に使えるよう汎用性の高いものを選んだつもりですが、ご質問等があれば、畑にいる時にでもお尋ね下さい。尚、無農薬で栽培をなされる方もいらっしゃるでしょうから、散布時には周りに飛散しないよう風向きなどにご配慮願います。(文:編集部)

 

 

  

第4刊:11月17日(立冬:金盞香 - きんせんかさく)

 

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今日は天気も良く、富士山も山頂部だけ冠雪。写真で良く見る富士山がウチの貸農園から見えます。

今日は以上です。(文:編集部)

 

 

 

第3刊:11月10日(立冬:山茶始開 - つばきはじめてひらく)

 

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昨日、貸農園のご契約者様、援農ボランティアの内、ご都合が合う方々、総勢二十名弱の皆さんと畑でバーベキューを楽しみました。BBQといえばの肉類に加え、この季節の定番の秋刀魚の塩焼きや、ウチの畑で採れたサツマイモを使った大学芋、里芋汁もおいしかったです。来年は皆さんも一緒に如何ですか?

さて、貸農園でこれから植えるものの候補のお話ですが、ニンニクやほうれん草(種)はまだ行けます(収穫は二月か三月)。春菊の種も今月末くらいまで行ける秋蒔き品種もありますし、スナップエンドウ、空豆やグリーンピースも種蒔き最盛期といったところでしょうか?いずれも冬場はネットをかけて寒さ除けをお忘れなく。玉ねぎも苗ならまだ間に合に合います。

大根、蕪はもう遅すぎます。今蒔いても、二月に蒔いても収穫は同じ六月。だったら、今、無理して蒔くより来春に蒔いた方がいいですよ。(文:編集部)

 

 

 

第2刊:10月23日(霜降:霜始降花 - しもはじめてふる)

 

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「里芋は霜が降る直前位に収穫すべし」と言われるのですが、今年の初霜降はいつ頃になるんでしょうねぇ。

八王子では、先の9月19日に広範囲で酷い雹と突風の被害が出ており、ウチも例外ではなく、里芋も葉がボロボロに。ただ、その後、幸いにも、葉はかなり復活。地中の芋はどうなってるかなと思い、霜降には程遠いですが、昨日、ドキドキしながら試し掘り。お陰様で、ほぼ例年通りの出来。一安心。

さて、貸農園でこれから植えるものの候補ですが、ほうれん草や蕪類、ニンニクの種。大根の種も今年はまだギリギリ行けます。空豆やグリーンピースの種ももう大丈夫です。(文:編集部)

 

 

 

初刊:10月8日(寒露:鴻雁来 - こうがんきたる)

 

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寒露とは「草木に冷たい露が宿り、寒さを感じる頃」だそうですが、昨日の八王子の最高気温は30.1℃で真夏日とのこと。最近は季節感が ...。

さて、今から種を蒔くとすればお勧めはニンジン、大根、ニンニク、小松菜、長ネギ。苗ならば白菜、ブロッコリ、キャベツ辺りでしょうか?ウチの貸農園を見ているとブロッコリーは人気のようですね。

ウチの畑のサツマイモ(紅はるか)ももうそろそろお仕舞です。今年は良くできたなぁ。(文:編集部)